1995年のデビューから2025年で30周年を迎える平井堅。
数々の名曲を世に送り出してきた平井堅ですが、現在は活動をセーブして表舞台からは遠ざかっている状態です。
平井堅の美しい歌声をitunes聴きながら今後の活動などの情報を調べていると、Google先生の“他の人はこちらも検索”の欄に、気になる言葉が表示されているではないですか!!

平井堅 母 亡くなった理由!?平井堅のお母さんって、平井堅の地元である三重県名張市桔梗が丘に住んでいう佐和子さんのことだよね!?
亡くなられたの!?
と、驚きました・・・。
どういうこと!?と気になったので、詳しく調べてみました。
平井堅の母が亡くなったという情報は無い
先ほど紹介した通りGoogleで平井堅について検索すると“他の人はこちらも検索”の欄に、
平井堅 母 亡くなった理由
という組み合わせの言葉が並んで表示されます。
平井堅の母が亡くなった理由というように読み取れるので、ぱっと見だと平井堅のお母さんが亡くなったのではないかと思われてしまっても仕方がない状態になっています。
しかし、実際には平井堅の母である佐和子(さわこ)さんが亡くなられたという情報は一切ありません。
※平井堅の母親についてはこちらの記事で詳しく紹介しています↓

噂の出処は?
平井堅の母親が亡くなったとも取れるような検索ワードの組み合わせが表示されるようになった原因としては、2017年にドラマ『小さな巨人』の主題歌にもなった曲『ノンフィクション』の誕生裏話が関係していると思われます。
この曲は平井堅が親しい友人の死を経験し、生と死をテーマに作詞作曲した曲です。
「ノンフィクション」という楽曲は、今年初頭に親しい人が突然命を絶ち、大きなショックを受けた平井が、その人に伝えたいことや人生の苦渋、苦難を歌ったミディアムバラード。
引用元:Real Sound 平井堅「ノンフィクション」は生死をどう表現したか “鎮魂の舞”見せたパフォーマーとのコラボ
平井堅の親しい友人であり大切な人が亡くなったという話が巡り巡って平井堅の大切な人→母親が亡くなったという誤った情報になり、『ノンフィクション』は亡くなった母に向けた鎮魂歌であると勘違いしてしまっている人もいるようですね・・・。
ちなみに、この『ノンフィクション』は2017年リリースですが、その3年後の平井堅デビュー25周年にあたる2020年には、平井堅の母である佐和子さんのインタビュー記事が実名で掲載されています。
最後に
平井堅の母親である佐和子さんが亡くなられたという事実が確認できる情報は一切ありませんでした。
平井堅の名前と共に、“母 亡くなった理由”という言葉が良く検索されている理由としては、平井堅がリリースした『ノンフィクション』の誕生エピソードが関係しているようでした。
試しに“平井堅 母 亡くなった理由”で検索を掛けてみると、tiktikのAIが生成した文章が表示されていたのですがちょっと酷いものでした・・。
これが検索結果に表れるTikTokのAIが生成した文章・・・

“この情報はTikTokの見解やアドバイスではありません。”・・・・・って・・・・。
このAI生成文章だけを読んだだけで深くまで調べない人は、勘違いしたままになってしまうのではないでしょうか・・・・。
表面だけではなく、一歩深くまで調べてみることが大切ですね。

